Python「ctx」に見つかった不正機能の正体【後編】

Python正規パッケージに“AWS認証情報を盗む機能”が追加されてしまった訳

Pythonのパッケージ「ctx」に、AWS認証情報の流出につながる不正な機能が追加された。なぜ、こうした問題が発生したのか。背景を解説する。

 情報セキュリティ教育を手掛けるSANS Instituteの研究者イーチン・トク氏が、プログラミング言語「Python」のパッケージ(プログラム部品をまとめた「モジュール」の集合体)である「ctx」に、悪意のある機能が含まれていることを明らかにした。企業がこの機能を実行すると、Amazon Web Services(AWS)の同名クラウドサービス群の認証情報が流出する恐れがある。

 こうした悪意のある機能の追加は、なぜ可能だったのか。トク氏は調査を進める中で、その原因が

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Shaun Nichols
Shaun Nichols

15年以上にわたる記者経験を持ち、まだスマートフォンがなかった時代から企業向けIT市場を取材してきた。組み込みシステム開発やスーパーコンピュータなど幅広い分野をカバー。米TechTargetの記事を執筆する傍ら、米エネルギー省(DOE)の研究所であるLawrence Berkeley National Laboratory(ローレンス・バークレー国立研究所)の出版物や企業IT情報サイト「The Register」にも寄稿している。サンフランシスコのベイエリアに住み、趣味は料理、ガーデニング、ビデオゲーム、スポーツ観戦。NFL(ナショナルフットボールリーグ)チーム「San Francisco 49ers」やMLB(メジャーリーグベースボール)チーム「San Francisco Giants」の大ファンだと自称する。

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