復旧ではまりがちな落とし穴【前編】

RTOでもRPOでもない「WRT」とは何か? 復旧の順序は?

システムが停止する有事の際に「RTO」や「RPO」を考慮するのは基本中の基本だ。もう一歩先に進むには「WRT」を考える必要がある。WRTを短縮するにはどうすればいいのか。

 システム障害や災害などの緊急事態においては、できるだけ早くシステムを正常な状態に戻すことが求められる。この際、意識すべき幾つかの指標がある。その中でも重要なのが「WRT」(Work Recovery Time:業務復旧時間)だ。本稿はWRTとは何か、WRTを短縮するにはどうすればいいのかを考える。

「WRT」とは何か? まず復旧させるべき対象は?

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