PwC調査で探る「景気後退下のIT投資」【前編】

不景気で会社から真っ先に消える“あれ”と、むしろ増える“あれ”

PwCの調査レポートによると、米国企業は景気後退を必ずしも重大なリスクだと捉えているわけではない。ただし投資判断には変化が現れ始めているという。何が起きようとしているのか。

 一時的な景気後退の脅威は、企業が直面する最重要問題ではなくなっている。国際会計事務所/コンサルティング会社PricewaterhouseCoopers(PwC)が公開した調査レポート「PwC Pulse Survey: Managing business risks」によると、回答者である米国企業経営幹部の60%は「一時的に景気後退が起きる」と考えていたものの、それを「重大なリスク」と見なしているのは30%にすぎなかった。だが景気の先行きには暗雲が漂う。

不景気で会社から“あれ”が減り、“あれ”が増える

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Patrick Thibodeau
Patrick Thibodeau

人材管理とERP(統合業務)パッケージの分野を主に取材している。20年以上、企業IT分野の記者として活躍し、IT専門メディア「Computerworld」「InformationWeek」の他、雑誌『Federal Computer Week』(FCW)に記事を掲載。American Society of Business Publication Editors(ASBPE:米国ビジネス出版編集者協会)から全米ジャーナリズム賞を複数回受賞している。

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