オブザーバビリティを高める「8つのポイント」【前編】

基礎から始める「オブザーバビリティ」(可観測性) まずやるべきことは?

複雑化するシステムの問題を予測して、未然に防ぐ手法として「オブザーバビリティ」の向上がある。そもそもオブザーバビリティとは何か。実現方法とは。

 システム設計における「オブザーバビリティ」(可観測性)とは、「システムで起きていること」を可視化することで、問題発生の予測や問題の解消ができるようにすることを指す。そのために、システムからさまざまなデータを出力して監視、分析する。オブザーバビリティの向上は、システムのパフォーマンス監視やセキュリティといった分野で重要だ。

 企業はオブザーバビリティを向上させることで、システム構成が複雑になっても安定した運用を実現しやすくなる。特にオンプレミスのインフラとクラウドサービスにシステムが混在するハイブリッドクラウドにおいて、オブザーバビリティの向上が有効だ。オブザーバビリティには信頼できるデータが必要になる。何がデータ収集の基本になるのか。

1.“あれ”を特定するために「ネットワーク構成」を把握する

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