狙われる「非接触型決済」【後編】

犯罪者が「非接触型決済」に目を付けても“真っ向勝負”は挑まない合理的理由

POS端末を標的とするマルウェア「Prilex」の亜種として、非接触型決済をブロックするマルウェアが出現した。なぜ非接触型決済に狙いを定めたのか。非接触型決済の“回避”を選ぶ背景とは。

 POS(販売時点情報管理)端末を標的とするマルウェア「Prilex」を生み出した攻撃者グループは、2014年から南米で活動している。セキュリティベンダーKaspersky Labsによると、Prilexは今や世界中に拡散。ドイツでは既に使用が確認されている。

 Prilexに、NFC(近距離無線通信)などの通信技術を使った非接触型決済をブロックする亜種が出現した。クレジットカードやデビットカードといった物理的な支払いカードを使わざるを得なくすることが、攻撃者の目的だ。

攻撃者はなぜ「非接触型決済」に目を付け、“真っ向勝負”は回避するのか

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