学校ランサムウェア被害の裏事情【後編】

児童生徒11万人を襲ったランサムウェア攻撃 原因はまさかの“専門家のミス”

ランサムウェア被害の原因は専門家だった――。米国で2020年に起きた教育機関を狙うランサムウェア攻撃被害の報告書が公開された。攻撃の経緯と被害が広範囲に及んだ原因を紹介する。

 米国メリーランド州ボルチモア郡を管轄する学区Baltimore County Public Schools(BCPS)が2020年11月、ランサムウェア(身代金要求型マルウェア)攻撃の被害に見舞われた。同学区の教育機関を監督するメリーランド州教育監察総監室(OIGE:Maryland Office of the Inspector General for Education)は2023年1月、このランサムウェア攻撃に関する報告書を公開。11万5000人の学習者を巻き込んだ、今回のランサムウェア攻撃による被害の背景に、あってはならない“ある問題”があったことを明らかにした。

被害拡大の原因はまさかの……

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