“シン”を超えて進化する「シンクライアント」【第3回】

Windows機もMacも全て“シン”になって用語「シンクライアント」の定義が崩れる

限定的な機能や部品を搭載したクライアントデバイスが、シンクライアントデバイスだ――この定義が揺らぎつつある。背景にあるのは、仮想化技術やクラウドサービスの普及に合わせたクライアントOSの変化だ。

 「シンクライアント」は、クライアントデバイスの機能を絞り込み、主要な処理をサーバに集約したシステムのことを指す。シンクライアントに利用するクライアントデバイス(シンクライアントデバイス)は従来、サーバの画面を転送し、操作するための必要最小限の部品や機能しか備えていないことが一般的だった。仮想デスクトップ用のクライアントデバイスとして、シンクライアントデバイスが広く使われている。

 IT用語としてのシンクライアントは、実際の製品/技術の実態を正確に表さなくなってきている。その背景にあるのがシンクライアントOSをはじめとする、クライアントOSの多様化だ。

PCもMacも“シン”へ

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