銀行が考えるデータの生かし方【中編】

失敗は許されなかった――Citiのソフトウェア導入を支えたものとは?

顧客体験の向上に取り組む金融機関Citigroupは、データに基づく顧客応対を実施するためにソフトウェアを導入した。導入に際しての課題や、その課題を乗り越えるための取り組みを紹介する。

 金融機関Citigroup(以下、Citi)は、パーソナライズされたサービスを顧客に提供し、顧客体験を向上させる取り組みを実施している。独自に開発したルールエンジン(業務上の判断を自動化する仕組み)や、CRM(顧客関係管理)ベンダーPegasystemsが2010年に買収したChordiant Softwareのソフトウェアなど、さまざまな意思決定の手段を利用して顧客とのやりとりを管理してきたが、そこには課題があった。意思決定支援に使用するソフトウェアを、モバイルバンキングとインターネットバンキングそれぞれで運用していたのだ。

 Chordiant Softwareから引き継いだソフトウェアのテクニカルサポートをPegasystemsが縮小し始めたのをきっかけに、Citiはソフトウェアを刷新する必要に迫られた。

悩んだ末にCitiが選んだソフトウェアとは

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