“増え過ぎたSaaS”が招くリスクと解決策【第1回】

「SaaS」が増えるのはなぜ駄目なのか “使い過ぎ”が招くリスク

企業はCOVID-19の感染が拡大する中でも事業を継続するために、SaaSの導入を急速に進めた。その結果、社内に存在する複数のSaaSが、“ある問題”を起こすようになった。その問題とは何か。

 どのような結果に結び付くかには関係なく、「顧客が望むものを提供する」という考え方を重視する企業は珍しくない。自社が提供するSaaS(Software as a Service)の種類や、組み合わせの複雑さを振り返って、「いつの間にか顧客に商品を売り込み過ぎていた」と考えるITベンダーはあるだろう。

 ユーザー企業がSaaSを導入し過ぎている問題は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック(世界的大流行)が要因の一つとなっている。複数種類のSaaSを導入したユーザー企業では、SaaSを使うために必要なデータが複数の異なるシステムに分散している。API(アプリケーションプログラミングインタフェース)を使用せずにデータ連携の問題を解決するために、新しいデータ連携ツールをSaaSとして導入するユーザー企業もある。こうしてユーザー企業の社内に存在するSaaSは増加の一途をたどる。

“SaaSの導入し過ぎ”が招くリスクとは

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