銀行が考えるデータの生かし方【後編】

非構造化データで「顧客理解」を深めるCiti その狙いと取り組みとは?

CX(顧客体験)の強化に取り組む金融機関Citigroupは、非構造化データの活用や自己学習機能を使った取り組みを進めている。同行の狙いと具体的な取り組みとは。

 金融機関において、顧客体験(CX:カスタマーエクスペリエンス)の向上を目的にパーソナライズ化したコミュニケーションを実施する取り組みが広がっている。Citigroup(以下、Citi)も、モバイルバンキングや電話応対、来店といったさまざまな接点において、顧客の興味や関心に合わせて最適化したサービスを提供できるように取り組んでいる。

 Citiのパーソナルバンキング事業部で分析、テクノロジー、イノベーション担当の責任者を務めるプロミティ・ダッタ氏は、顧客理解(顧客の要望や課題を把握すること)を目的として非構造化データを活用する重要性を説く。非構造化データには、メモやメールの文面、通話音声など、業務において日常的に生成されるものがあり、個々人の行動を理解するのに適している。

非構造化データから顧客の何が分かるのか?

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