生物多様性にAIはどう役立つか【前編】

半世紀で“生物種2割減”の英国、鉄道会社の「AIを使った挑戦」とは?

英国では生物種が1970年から19%減っているという報告がある。生物多様性を改善するため、英国の鉄道事業者はロンドン動物学会と共に、線路付近の動物のモニタリングに取り組んでいる。

 英国の鉄道事業者Network Railはロンドン動物学会とGoogleと協力して、鳥やコウモリ、キツネ、ハリネズミなど、英国に生息する生物種のモニタリング調査に取り組んでいる。

 英国の複数の政府機関が共同で発表した調査報告書「State of Nature Report 2023」によれば、英国全土で1970年から2023年にかけて19%の生物種が減少した。こうした中、Network Railは自社が保有する鉄道網とテクノロジーを生かして英国の野生生物の保護を支援できる可能性があると考えている。なぜ鉄道網が野生生物の保護につながるのか。Network Railの思惑と共に説明する。

英国の鉄道事業者がまず取り組んだこととは

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Cliff Saran
Cliff Saran

最先端の研究開発からシステム管理の課題、レガシーシステムの保守・運用まで、幅広い分野で記事を執筆。ブログ「Cliff Saran’s Enterprise blog」を更新し、激変するIT市場を独自の視点で分析している。

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