SASトークンが「GitHub」に流出【後編】

Microsoftの「SASトークン問題」で浮上した“最悪のシナリオ”とは?

Microsoft技術者のミスで、同社の内部ストレージにアクセスできるトークンが「GitHub」に公開された。このインシデントは、最悪の事態を引き起こす可能性があったという。背景にある「セキュリティ問題」とは。

 2023年6月、Microsoftの研究者がオブジェクトストレージサービス「Azure Blob Storage」の同社アカウントへのURLを誤ってソースコード共有サービス「GitHub」に公開していた。これにより、Microsoft内部のストレージを利用するための「共有アクセス署名」(SAS:Shared Access Signature)トークンが流出した。セキュリティ専門家はこのインシデントについて、ある理由から“極めて深刻な事態”に陥る可能性があったと見ている。どういうことなのか。

可能性のあった“最悪のシナリオ” 明るみに出た「2大リスク」とは

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Alex Scroxton
Alex Scroxton

米TechTargetの電子週刊誌『Computer Weekly』でセキュリティ分野の記事編集を手掛ける。同社の電子月刊誌『MicroScope』で記者を務めた後、2014年5月からComputer Weeklyの編集に従事。2003年、サセックス大学(University of Sussex)で社会人類学の学士号を取得している。

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