NaaS(Network as a Service)の現在地【前編】

クラウドが人気でも注目されない「NaaS」とはそもそも何?

ネットワークをサブスクリプション形式で利用するNaaSを使うことで、ネットワーク管理者には面倒なメンテナンスから解放される。その利用はまだ広がっていない。NaaSの現状とは。

 企業がアプリケーションに投資する際、“サービスとしての利用”を意味する「as a Service」を選択することは珍しくなくなってきた。as a Serviceは通常、サブスクリプション形式で利用期間に応じて費用を払うため、会計処理がシンプルである他、必要に応じて利用規模を変化させやすいといったメリットがあるからだ。

 企業はネットワークインフラをサブスクリプション形式で利用する「Network as a Service」(NaaS)にも関心を寄せるようになってきたが、現在のNaaSは未成熟だ。ネットワークのオープン化を目指す団体ONUG(Open Networking User Group)が主催したカンファレンス「ONUG Fall 2023」では、NaaSの標準化や、企業のNaaS採用が遅れているとの指摘があった。NaaSはそもそもどのようなサービスで、その採用はなぜ遅れているのか。

そもそも「NaaS」とは 何がメリットなのか?

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