米国特許商標庁から学ぶデジタル変革【後編】

数カ月を要した脆弱性対策をたった1日で――「遅い」を払拭した政府機関の改革

政府機関は腰が重い――。そのイメージを、米国特許商標庁(USPTO)はデジタル変革を通じて払拭した。具体的に何を変えたのか。組織面から成功のポイントを考える。

 米国特許商標庁(United States Patent and Trademark Office:USPTO)は「脱メインフレーム」をはじめ、広範囲にわたってデジタル変革(DX)を進めてきた。その鍵を握っているのは、新しい技術の採用だけではなく、組織面におけるてこ入れだ。USPTOは開発の体制や業務をどう変えたのか。脆弱(ぜいじゃく)性対策や自動化の点から探る。

迅速に対処できるようになった脆弱性対策

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