OpenRoamingとPasspoint比較【前編】

奥が深い「Wi-Fiローミング」の仕組み OpenRoamingの特徴を徹底解説

Wi-Fiのローミングには「OpenRoaming」と「Passpoint」という2大規格がある。それぞれにメリットがあり、特徴や仕組みを理解する必要がある。OpenRoamingについて解説する。

 無線LAN(Wi-Fi)には2つのローミング(異なるネットワークへ接続を切り替えること)規格がある。 無線LANの業界団体「Wireless Broadband Alliance」(WBA)による「Wi-Fi」の相互接続基盤「WBA OpenRoaming」(以下、OpenRoaming)と、もう一つの無線LAN業界団体「Wi-Fi Alliance」(WFA)によるWi-Fiホットスポットの接続規格「Wi-Fi CERTIFIED Passpoint」(以下、Passpoint)だ。

 どちらも、エンドユーザーが移動しても、クライアントデバイスが互換性のある無線LANに接続し続ける仕組みだ。自治体や企業、施設管理者が公衆無線LANをエンドユーザーに提供したい場合、片方を選んで導入できる。

 ただし、ローミングの仕組みを導入するにはコストがかかることや、通信速度が低下するといった注意点があるため、それぞれの仕組みの特徴をよく知ることが大事だ。まずはOpenRoamingの特徴を解説する。

OpenRoamingの仕組みや特徴は

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