港湾業務を変える5G

米バージニア港が無線LANではなく「プライベート5G」を選んだ理由

バージニア港のノーフォーク国際ターミナル(NIT)は、港湾設備の運用効率改善を目指してプライベート5Gのネットワークを構築する。NITの拡張計画において5Gが果たす役割は。

 米国バージニア州ノーフォークにあるバージニア港のノーフォーク国際ターミナル(Norfolk International Terminal:NIT)は、貨物取扱量を増やすための改善計画を進めている。半自動化設備を増強し、敷地内のどこでも信頼性の高い通信をするために、NITはVerizon Businessと契約し、「5G」(第5世代移動通信システム)を自営網として利用する「プライベート5G」のネットワークを構築する。Verizon Businessは、通信事業者Verizon Communications(Verizonの名称で事業展開)の法人向けサービス部門だ。

 NITは大西洋岸の港湾機能の中でも特に重要な役割を果たす施設だ。NITは北ターミナル、南ターミナル、中央鉄道車両基地の3つに分かれている。NITは年間220万TEU(20フィートコンテナ換算単位)の貨物取扱量を誇り、鉄道や州間高速道路網に直接接続している。

NITの“港湾改善計画”にプライベート5Gが果たす役割は

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Joe O’Halloran
Joe O’Halloran

編集者。米TechTargetの電子週刊誌『Computer Weekly』でネットワーク分野を担当。5G(第5世代移動体通信システム)、IoT(モノのインターネット)、スマートシティーなどの記事を手掛ける。それ以前はフリーランスのジャーナリストとして活動。通信事業者Verizon Communicationsでコンテンツ制作に従事した経験も持つ。

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