クラウドサービスによる本当の影響【中編】

「クラウドコンピューティング」発展の歴史と、ベンダーが環境を語り始めた理由

クラウドサービスの利用が広がるほど、クラウドサービスが環境に及ぼす影響は見過ごせない規模になる可能性がある。クラウドコンピューティングが台頭した当時からの歴史を踏まえて考える。

 クラウドサービスを提供するベンダーは、クラウドサービスが「環境に優しい」という点を強調するようになった。クラウドベンダーにはどのような責任がのしかかっているのか。

 まずクラウドコンピューティングとは、インターネット経由でアクセスできる演算能力や、ストレージなどの保存領域のような、オンデマンドのリソースを指す。この言葉が使われるようになったのは、2006年にAmazon Web Services(AWS)が登場し、「Amazon Elastic Compute Cloud」(Amazon EC2)という仮想マシン(VM)サービスを提供してからのことだ。

クラウドコンピューティングが置かれた昨今の現実

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