「データセキュリティ」は誰の問題か【第6回】

「全データをバックアップ」は無駄なだけ? 優先順位は“3つの質問”で決まる

セキュリティやバックアップの対策を強化するに越したことはない。だが強化するほど運用負荷やコストは増えるため、対策の強度とのバランスをどう取るかが悩みどころになる。適切に判断するためのポイントは何か。

 ランサムウェア(身代金要求型マルウェア)のような脅威がまん延する中で、「セキュリティ対策の強化が重要だ」という指摘には、ほとんどの企業が同意するはずだ。その一方で企業が疑問を抱くのは「セキュリティ対策はどこまで実施すれば十分なのか」という点だ。セキュリティ対策を強化するほど安全度は上がるものの、その分のコストがかかったり、システムの操作性や動作速度が低下したりする問題が起こる。

 企業はセキュリティだけではなく、バックアップにおいても「どこまで対策を強化すればいいのか」という疑問に直面する。どのデータのバックアップをどれくらいの頻度で取得すればいいのか――。この問題を考えるために、何を基準にどう判断したらよいのかを考えてみよう。

“全データバックアップ”は無駄なだけ? 優先順位を決める質問はこれだ

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