役立つクラウド認定資格11選【第1回】
クラウドエンジニアの“出発点”になる推奨の「認定資格」はこれだ
各クラウドベンダーや業界団体は、習熟度別にさまざまなクラウド認定資格を用意している。クラウド管理のプロフェッショナルを目指すのに役立つ資格を紹介する。
クラウド認定資格を取得することは、その人のITスキルを証明するための方法の一つだ。資格取得の過程で、最新技術の知識を得ることもできる。
本稿はMicrosoftやGoogle、Amazon Web Services(AWS)、その他のベンダーや認証団体が提供する主要なクラウド認定資格のリストを、難易度と分野別に紹介する。初心者から経験豊富な管理者まで、自身のスキルの習熟度に合わせて習得する資格を選ぶとよい。認定資格の詳細や費用、取得のための前提条件も掲載する。これらの認定組織が資格取得のためのトレーニングコースやオプションサービスを提供している場合、その一部も紹介する。
1.クラウド管理を開始するための資格
基本的なクラウド管理スキルを習得することは、特に組織のクラウド担当部門に入ったばかりの人にとって、良いスタート地点となる。Microsoftは同社のクラウドサービス群「Microsoft Azure」の新人管理者向けに、認定資格を提供している。
Microsoft Certified: Azure Fundamentals
「Microsoft Certified: Azure Fundamentals」(AZ-900)は、主にAzureのサーバやネットワーク、ストレージに関する基礎知識を問う。ソフトウェア開発やセキュリティ、データベース管理などに関するAzureの主要サービスも網羅する。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 試験費用 | 99ドル(日本の場合1万2500円) |
| 試験時間 | 45分 |
| 問題数 | 試験回によって異なる |
| 最低合格点 | 700点/1000点 |
Microsoftはオプションサービスとして、自習型の学習コースと、講師による指導付きの学習コースを提供している。
2.クラウド管理スキルの向上
クラウド管理の経験をある程度積んだIT管理者は、さらにスキルを高めるために資格を活用できる。Amazon Web Services(AWS)とMicrosoftは、中級のクラウド管理スキルを問う認定資格を提供している。
AWS Certified SysOps Administrator - Associate
AWSはAWSクラウドインフラの構築や管理、運用の経験者に向けて認定資格を提供している。「AWS Certified Sysops Administrator - Associate」(SOA-C02)は、AWSサービスやクラウドインフラ管理に関する基本的な知識と経験を証明できる。AWSは自分のペースで学習するための教材と、講師によるコースを提供している。サードパーティの学習教材や講座を利用することもできる。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 試験費用 | 150ドル |
| 試験時間 | 130分 |
| 問題数 | 65問 |
| 最低合格点 | 720点 |
SOA-C02の試験ガイドをダウンロードすると、試験の目的や受験対象者の説明、試験の詳細などを確認できる。
Microsoft Certified: Azure Administrator Associate
Microsoft Certified Azure Administrator Associate(AZ-104)は、Azureインフラの構築や管理、監視に重点を置いている。
関連する試験は、AZ-104: Microsoft Azure Administratorだ。AZ-900と同様に、Microsoftは、自習の学習コースと講師による学習コースの両方のオプションサービスを提供している。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 試験費用 | 165ドル(日本の場合2万1102円) |
| 試験時間 | 100分 |
| 問題数 | 試験回によって異なる |
| 最低合格点 | 700点/1000点 |
試験内容は定期的に更新されているため、受験者は自身が最新の試験教材を使用していることを確認する必要がある。
第2回は、クラウド管理中級者向けのDevOpsに関するクラウド認定資格や、アプリケーション開発者向けのクラウド認定資格を紹介する。
TechTarget発 世界のインサイト&ベストプラクティス
米国TechTargetの豊富な記事の中から、さまざまな業種や職種に関する動向やビジネスノウハウなどを厳選してお届けします。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
TechTarget発 世界のインサイト&ベストプラクティス
米国TechTargetの豊富な記事の中から、さまざまな業種や職種に関する動向やビジネスノウハウなどを厳選してお届けします。
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
TechTargetジャパンに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
ベンダーコンテンツ PR
From Informa TechTarget
SpecialPR
アクセスランキング
-
1
「Excel至上主義」の終わらせ方 丸2日の手作業地獄から情シスと現場を救うには
-
2
「Microsoft 365のセキュリティ運用」に関するアンケート
-
3
取手市がVDIと決別した理由 更改費用「4倍超」を約1.7倍に圧縮
-
4
急増する「AIはこう言ってる」マン 判断を狂わせる「AI忖度」を防ぐには?
-
5
221人調査で分かった「情シス最大のストレス」は?
-
6
「Salesforceのテスト自動化ツール」に関するアンケート
-
7
「データストレージの活用方法」に関するアンケート
-
8
「AI時代の統合基盤・エンタープライズAI管理」に関するアンケート
-
9
100億円の「Linux更新」を回避 みずほ銀行が選んだ“おきて破り”のRHEL延命策
-
10
自宅のWi-Fiが「遅い」「途切れる」本当の原因は? Dellが推奨する鉄則
ホワイトペーパーランキング PR
-
1
年収2000万「クラウドセキュリティのプロ」になれる資格とは
-
2
セキュリティソフトをすり抜ける標的型攻撃メール、不審メールの見破り方とは?
-
3
Windows Updateの通信集中で回線が逼迫、ネットワーク刷新事例に学ぶ解決策
-
4
財務を戦略的組織へ進化させるAI活用術、4つの主要な障壁と解消方法
-
5
「NAS」「SAN」「DAS」は何が違う? いまさら聞けないストレージの基礎
-
6
“あのファイル転送”で暗躍するノーウェアランサム
-
7
標的型攻撃メールを見破るには? サンプル文面を例に傾向を解説
-
8
商用利用の安全性を確保し大量のコンテンツを高速で生成する、AI活用の秘訣
-
9
マンガで解説、1日で生成AI環境を構築できるワークショップの中身とは?
-
10
Dark AIが台頭する時代の新発想、「より高度なAIで対抗する」具体的方法とは?
TechTargetジャパン SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
TechTargetジャパンをフォロー