クラウドに潜む10大脆弱性【前編】

AWSやAzureのクラウドが危険になるのは「ユーザーの知識不足」のせい?

「Amazon Web Services」(AWS)などのクラウドサービスを利用する際、ベンダーは全てを守ってくれるわけではない。ユーザーが知っておくべき、クラウドサービスの脆弱性とは。

 「Amazon Web Services」(AWS)や「Microsoft Azure」などのクラウドサービスでは、アプリケーションやデータが攻撃や窃盗などの不正行為から自動的に保護される――そう考えているなら、それは間違いだ。クラウドサービスベンダーもユーザーも、セキュリティの確保においてそれぞれ責任を負うことになる。

 クラウドサービスでも、脆弱(ぜいじゃく)性、設定ミス、攻撃の可能性を完全には排除できない。本稿は、脆弱性という言葉を「セキュリティ体制における見落とし、ギャップ、弱点などの欠陥」という意味合いで用いる。クラウドサービスを利用する上で気を付けるべき脆弱性を10個紹介する。

1.構成ミス

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