iPhone衛星通信の使い方【前編】

“圏外”でも送れるiPhoneの「衛星経由のメッセージ」とは?

「iOS」のバージョン18以降では、「衛星経由のメッセージ」を利用できる。この機能を使うことで、モバイルデータ通信や無線LANの電波が届かない場合でも連絡を取ることが可能になる。どのような機能なのか。

 携帯電話を含む無線通信システムの運用は、基地局、光ファイバー網、データセンターなどの地上通信インフラによって成り立っている。この仕組みは、モバイル通信のトラフィックを処理する基地局が利用可能な場合にはうまく機能する。だが携帯電話基地局がない遠隔地、あるいは基地局が損傷または機能不良な緊急事態では、衛星通信が頼みの綱となる。

 AppleのモバイルOS「iOS」のバージョン18以降を搭載した「iPhone 14」以降のモデルでは、「衛星経由のメッセージ」が利用可能だ。この機能は標準の「メッセージ」アプリケーションに組み込まれており、地上の基地局に接続できない場合でも、テキストメッセージの送受信やインスタントメッセンジャー「iMessage」でのやりとりが可能だ。どのような方法で利用できるのか。

通信衛星を使ったメッセージングとは?

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