CXLが描くAIサーバの未来【前編】

AIサーバの“メモリ不足”解消の切り札「CXL」とは?

大規模なAIモデルの普及によって、サーバのメモリ容量不足が深刻化している。その状況を打破し得る規格が「CXL」だ。どのような仕組みでメモリを拡張できるようにするのか。

 インターコネクト規格「Compute Express Link」(CXL)は、2024年8月に米カリフォルニア州サンタクララで開催されたカンファレンス「FMS: the Future of Memory and Storage」のテーマの一つだった。CXLは、メモリやCPU、周辺デバイスなどを接続するためのオープン標準だ。高性能データセンターのサーバ向けに設計されており、複数のプロセッサがメモリを共有できるようにする。

 CXLを採用したメモリモジュール(CMM:CXLメモリモジュール)は、AI(人工知能)アプリケーション用の大容量メモリの需要が急速に高まっていることに応えるものだ。どのような仕組みでメモリ容量の不足に立ち向かうのか。

CXLでサーバのメモリ不足はどう解消できる?

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Cliff Saran
Cliff Saran

最先端の研究開発からシステム管理の課題、レガシーシステムの保守・運用まで、幅広い分野で記事を執筆。ブログ「Cliff Saran’s Enterprise blog」を更新し、激変するIT市場を独自の視点で分析している。

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