仕事だけ頑張っていればよい時代は終わった?【後編】

実は中間管理職に多い? 「静かな退職」を脅威からチャンスに変えるための施策とは(1/2 ページ)

業務への意欲を示さず、必要最低限の業務のみをこなす「静かな退職」は企業や管理職にとって脅威だ。一方ある専門家は、静かな退職をむしろチャンスだと捉えることを勧める。そのために企業は何ができるのか。

 業務や勤務先への不満はあるものの退職することはせず、必要最小限の業務のみをこなす「静かな退職」(クワイエットクイッティング)が静かに広がりつつある。クワイエットクイッティングをされる側の企業や上司には困った事態のように思える。一方、ユニバーシティカレッジロンドン(University College London)経営学部の准教授、アンソニー・クロッツ氏は、クワイエットクイッティングを職場における脅威ではなくチャンスとして捉えることを勧める。

 クロッツ氏によると、この10年ほどで雇用主と従業員の関係性は弱まりつつあり、よりビジネスライクなものになってきた。同氏はこれを「仕事をより良いものにし、従業員や収益の向上にメリットをもたらす機会として捉えることが可能だ」と説明する。クワイエットクイッティングをチャンスとして捉え、生かすために企業は何ができるのか。

クワイエットクイッティングは脅威ではなくチャンス?

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