静かな退職をする人々【後編】
忍び寄る「静かな解雇」 退職せざるを得なくなる“無言の圧力”とは
企業が従業員に対して自ら退職するように仕向けることを「静かな解雇」と呼ぶ。具体的にどのような行為が、静かな解雇に当たるのか。
退職はしないものの、必要最小限の業務のみを淡々とこなす「静かな退職」(クワイエットクイッティング)をする動きが広がっている。その静かな退職に対して、企業が従業員に自分から退職するよう仕向けるのが「静かな解雇」(クワイエットファイアリング)だ。以降で紹介する複数の行為があった場合、企業は従業員に対して静かな解雇をしようとしている可能性がある。
従業員に忍び寄る「静かな解雇」 “無言の圧力”12選
併せて読みたいお薦め記事
連載:静かな退職をする人々
「クワイエットクイッティング」を知る
企業が従業員に正式な解雇通知をせず、従業員が自分から退職するよう仕向けるのが静かな解雇だ。静かな解雇をするために、雇用主が従業員を追い込む行為には以下のようなものがある。
- 昇給はあってもごくわずか
- 休暇日数を減らす
- 業務量は増やすが給与額は増やさない
- 残業を命令する
- 勤務時間を減らす
- 部下の業務を細かく管理するマイクロマネジメントを実施する
- コミュニケーションを取らず、必要な情報を共有しない
- 面談の機会を持たない
- 敬意を欠いた態度で接する
- 低賃金で働かせる
- 望まない業務を命じる
- ささいなミスにも過剰に反応して批判する
従業員を解雇する場合、その行為が法的に正当なものであることを裏付ける根拠が必要だ。解雇した従業員から訴訟を起こされる場合もある。訴訟のリスクや解雇までの手間を考えて、従業員をなるべく解雇せずに退職に仕向けたいと判断する企業や上司が存在する。
TechTarget発 先取りITトレンド
米国TechTargetの豊富な記事の中から、最新技術解説や注目分野の製品比較、海外企業のIT製品導入事例などを厳選してお届けします。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
TechTarget発 先取りITトレンド
米国TechTargetの豊富な記事の中から、最新技術解説や注目分野の製品比較、海外企業のIT製品導入事例などを厳選してお届けします。
この記事の著者
関連記事
新着ホワイトペーパー PR
-
技術文書・技術解説
[アトラシアン株式会社] IT運用や従業員サポートは生成AIでどう変わる? 使い方や導入の流れは? -
製品資料
[株式会社みらい翻訳] 音声翻訳活用の課題を解決、“本当に使える”ツールの特徴とは? -
製品レビュー
[Wrike Japan 株式会社] 400店舗を支えるWalmart Canada、散在する情報やアナログな管理をどう変えた? -
事例
[Wrike Japan 株式会社] 年間100件超のDXプロジェクトを統合管理、JERAはどのように実現した? -
事例
[Wrike Japan 株式会社] グローバルなクリエイティブ業務を合理化、エスティーローダーに学ぶ実践のコツ
こんなメディアも見られています
TechTargetジャパンに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
ベンダーコンテンツ PR
From Informa TechTarget
SpecialPR
アクセスランキング
-
1
「Copilot」はなぜ放置される? “議事録要約止まり”を脱する処方箋
-
2
「AI活用を前提とした業務PCへの移行」に関するアンケート
-
3
脱VMwareの前提が崩れる BroadcomのVDDK公開停止で確認すべき点
-
4
APIキー奪取から3時間でクラウド掌握 Anthropicが暴いた「バイブハッキング」の現実的な防御策
-
5
「複数AIの野放し」に歯止め Salesforceが6製品統合で挑むAI統制の覇権
-
6
全社標準Copilotに絶望? MS Copilotで問い合わせ6割減できた企業は何が違った
-
7
“AIコーディング”でどのツールを選ぶ? 「ChatGPT」「Claude」の真価
-
8
「制御用組み込みPC」に関するアンケート
-
9
「身代金を支払う」以外のランサムウェア対策は本当にあるのか?
-
10
LLMの「過学習」、正しく説明している文章はどれ?
ホワイトペーパーランキング PR
-
1
5回聞くだけじゃ足りない? トヨタ式「なぜなぜ分析」の正しい実践方法
-
2
JR西日本ITソリューションズが「監視業務の属人化」を解消した方法とは?
-
3
生成AIで文書活用を進めるには? 効率化と安全性をどう両立する
-
4
Windows PCとMacの選択制で生産性向上 LINEヤフーが実践する運用管理方法とは
-
5
インシデント対応工数を約3割削減、東京ガスの事例に学ぶ監視体制刷新のコツ
-
6
国税庁の次世代基幹システム「KSK2」稼働開始に向けて、対応すべき変更点とは?
-
7
「スクラム」と「カンバン」の違いとは? アジャイル型開発手法を徹底比較
-
8
AI時代に成功するための「ナレッジマネジメント」ベストプラクティス
-
9
「オンプレミス回帰」せざるを得ない“合理的な理由”
-
10
Microsoft 365を安全に運用 うっかりミスやサイバー攻撃に備えるデータ保護術
TechTargetジャパン SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
TechTargetジャパンをフォロー