博物館のDX推進【後編】

AI技術で職員も来館者も笑顔に “100年の歴史”を持つ博物館のDX

オークランド戦争記念博物館が進めるAI技術の活用には、シャドーITなどの課題がある。そうした課題にどのような姿勢を示し、AI技術を活用した業務支援や来館者の体験向上の取り組みを進めているのか。

 ニュージーランドのオークランド戦争記念博物館(Auckland War Memorial Museum)は、ストレージの刷新によるデジタルトランスフォーメーション(DX)を実現した。同博物館はITを組織変革プロジェクト「Path to 2029」の推進役として位置付けており、収蔵品の検索性を高めるデジタル資産管理(DAM)システムの導入、データ分析の強化、人工知能(AI)技術の導入などを進めている。ただしその中では、職員による「シャドーIT」(組織の正式な承認なしにエンドユーザーが使用するAIサービス)の使用など、同博物館が直面している課題を乗り越えなければならない。IT部門のリーダーが語る課題と、博物館ならではの取り組みを紹介する。

「シャドーAI」にも対処しながら進めるAI活用

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