Rustを採用すべき理由【後編】

C/C++を捨てて「Rust」導入は割に合う? 代償を伴ってでも使うべきメリット

新しい言語の導入にはコストがかかるが、「Rust」にはそれを上回る戦略的価値がある。費用削減から採用競争力強化まで、技術面にとどまらない恩恵とは何か。ITリーダーが押さえておくべき導入の判断基準を解説する。

 将来を見据えたIT戦略において、プログラミング言語「Rust」への投資は、技術面だけではなく経営面でも大きなリターンを生む可能性がある。旧来のプログラミング言語に代わる現代的な選択肢として、その処理性能と安全性は開発者から熱烈な支持を集めている。

 ただしプログラミング言語「C」「C++」の経験がない開発者にとって一定の学習ハードルがあるなど、課題があることも事実だ。しかしMicrosoftやGoogleをはじめ、さまざまな先進企業が代償を支払ってでもRustへの移行を進めている。それはなぜなのか。Rustへの移行が、長期的な運用コスト(OPEX)の削減や、激化するエンジニア採用競争における強力な武器になるからだ。

 Rust導入がもたらす、開発効率だけではない「組織的な実利」を具体的に見ていこう。

IT部門が注目すべきRustの戦略的メリットとは?

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