VDI撤廃はまだ早い?

Windowsアプリが依然多数派? ブラウザ移行の幻想と情シスが直面する二重管理のわな

ブラウザへの集約が進む一方、企業内では依然として平均126個のWindowsアプリケーションが稼働している実態が判明した。ブラウザを単なるアプリケーションではなく「OS」と捉え、管理手法を再定義すべき時が来ている。

 最近、ネットワークセキュリティとゼロトラストを専門とする同僚のジョン・グラディ氏とともに、ブラウザの管理とセキュリティに関する調査を実施した。そこから非常に興味深い事実が幾つか判明した。

 グラディ氏と私は、それぞれ異なる視点でブラウザを捉えている。私にとってブラウザは、数十ものアプリケーションや拡張機能にアクセスするための「アプリケーション」そのものだ。一方、グラディ氏にとっては、組織のゼロトラスト戦略に密接に関連する「安全なアクセスプラットフォーム」である。彼の視点による分析も後日発表される予定なので、ぜひ注目してほしい。

 私の視点で特に際立っていたのは、エコシステムの多様性だ。現場が複雑であることは予感していたが、それを数値化できたのは大きな収穫だった。本稿では、アプリケーションエコシステムについての主要な調査結果を紹介する。

Windowsアプリとブラウザベースのアプリの普及状況

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