Windowsアプリケーション最新化の進め方【前編】

「Windowsアプリケーション」の“レガシー沼”に沈んではいけない端的な理由

Windowsアプリケーションを含めて企業のシステムに深く根付いたレガシーアプリケーションは、企業の競争力を脅かし、IT担当者の大きな悩みの種になる。企業はどのような課題に向き合う必要があるのか。

 企業はかつては最先端だった「レガシーアプリケーション」に依存し続けているものの、今ではそのメリットよりも維持管理の負担の方が大きくなり、悩み始めている。レガシーアプリケーションは現在の技術基準や業務要件には必ずしもそぐわなくなっても、重要な機能を担っていて簡単には廃止できない状況に置かれている。

 「モダナイゼーション」(システムの最新化)への圧力が高まる中、企業はレガシーアプリケーションを更新する必要性と、老朽化した既存インフラに起因する技術的および運用面の制約との間で、バランスを取るという課題に直面している。

 本稿は「Windowsワークロード」(サーバOS「Windows Server」で稼働するアプリケーションやそれに伴う処理)の最新化を進め、企業が競争力とセキュリティを維持するためにどのような戦略が必要なのかを探る。まずはレガシー化がもたらす課題と、最新化を進める際に直面する障壁を考える。

レガシーなWindowsアプリケーションにまつわる課題

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