「人任せにしない」メールセキュリティを構築

なりすましメールを防ぐ技術 なぜDMARCだけでは不十分なのか

GMOブランドセキュリティは、なりすましメールとメール認証技術に関する調査結果を公表した。2人に1人がなりすましメールを毎月受信している状況の中、DMARCの導入以外に取るべき対策を整理する。

 送信ドメイン認証技術「DMARC」(Domain-based Message Authentication, Reporting and Conformance)は、送信側ドメインの正当性を検証し、企業になりすました不正メールによる被害を抑止するための仕組みだ。「なりすましメール対策としてDMARCを導入したから安心」――。そう考えている情報システム部門(情シス)担当者は少なくないかもしれない。

 しかし実際には、なりすましメールやフィッシングメールは依然として多くの受信者に届いている。GMOブランドセキュリティが2026年6月3日に公開した調査結果によると、メール受信者の54.2%が「なりすましメールをほぼ毎月受信している」と回答した。フィッシング被害への不安を感じる人も74.3%に上った。

 つまり、DMARCを導入しただけでは、全てのフィッシング攻撃を防げる訳ではない可能性がある。では、企業はどのような対策を取ればいいのか。

なぜDMARCだけでは不十分なのか

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