業務時間の2割が確認と手戻り対処

リーダーの時間を奪う「無駄な作業」 手戻り地獄から抜け出せない理由

プロジェクトリーダーが、確認作業や手戻りといった本来の業務以外の対処に追われ、疲弊している。既存の属人化解消策やマニュアル化では太刀打ちできない。真の課題はどこにあるのか。

 ITコンサルティング企業グローバル・リンクは2026年6月、IT業界従事者200人を対象としたマネジメント実態調査を実施した。現場をけん引するプロジェクトマネジャー(PM)やリーダー層37人の回答を分析したところ、深刻な時間ロスの実態が明らかになった。

 調査では、現場リーダー層の64%が「確認、手戻り」に業務時間の20%以上を費やしていた。約3人に2人が、業務の5分の1以上をマネジメント以外の確認・修正作業に奪われている計算になる。

 なぜ、これほどまでに現場のリーダーは手戻りに時間を奪われているのか。調査データから見えてきた、情報共有体制の脆弱(ぜいじゃく)さと現場が抱えるジレンマを深掘りする。

認識のずれが時間を奪う根本原因

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