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「クラウドストレージ」の主要製品は? 一押しポイントを整理

ユーザー企業のIT担当者を対象に、IT製品/サービスの導入・購買に役立つ情報を提供する無料の会員制メディア「TechTargetジャパン」。このコンテンツでは、クラウドストレージに関する製品解説の記事を紹介します。製品/サービス選定の参考にご覧ください(リンク先のページはPR記事を含みます)。

クラウドストレージとは? 適した用途やコスト面のメリットを解説

クラウドストレージは、ストレージシステムのクラウドサービスだ。ユーザー企業はクラウドベンダーが運用するストレージシステムにデータを転送し、保管する。インターネットや専用線などの閉域網を通じて利用できる。ストレージ使用量に応じて、月ごとに利用料金が発生するのが一般的だ。(続きはページの末尾にあります)

クラウドストレージ関連の製品解説
ITmedia × ネットアップ
ITmedia × ジャストシステム

今やほとんどの企業がファイルサーバを運用している。その運営コストや労力を削減するためにクラウド移行を検討するとき、たまりにたまった“無駄”が邪魔をすることになる。

2017年3月9日

「クラウドストレージ」の主な用途と代表的なサービス

 クラウドベンダーは、仮想化して集約(プール化)したストレージをクラウドストレージとして提供する。クラウドストレージは、ユーザー企業がストレージを利用するための管理コンソールを備える。ストレージ容量は瞬時に拡張・縮小できる。

 ユーザー企業がクラウドストレージに転送したデータの保存先は、クラウドベンダーのストレージプールだ。このストレージプールは、クラウドベンダーのデータセンター内にある複数のストレージシステムで構成される。これらのストレージシステムは、一般的にはクラウドベンダーが運用する複数のデータセンターに分散している。

 クラウドストレージでは、ストレージシステムを運用管理するのはクラウドサービスベンダーの役割だ。ユーザー企業は、クラウドストレージをオンデマンドで利用でき、自社でストレージシステムの購入や管理、運用をする必要がなくなる。

 ユーザー企業は公共料金の支払いと同じように、ストレージの使用量に応じて料金を支払う。データへのアクセスの頻度やクラウドベンダーのデータセンター外に転送するデータ量に応じて、追加の利用料金がかかる場合がある。

代表的なクラウドストレージベンダーは

 主要なクラウドストレージは以下の通りだ。

  • Amazon Web Service(AWS)
    • Amazon Simple Storage Service(Amazon S3)
    • Amazon Glacier
      • アーカイブデータの保管やコールドストレージの用途に適する「Amazon S3 Glacier」など、複数のストレージクラス(ストレージ仕様)がある。
  • Google
    • Cloud Storage
      • アクセス頻度の低いデータの保管に適する「Nearline」など、複数のストレージクラスがある。
  • Microsoft
    • Azure Blob Storage
      • アーカイブデータの保管向けとして、別途「Azure Archive Storage」がある。
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