特集/連載
即時性か信頼性か、レイヤー4のプロトコル「TCP」と「UDP」:新人IT担当者のためのネットワーク機器入門【第6回】
ネットワークと関連機器に関する「今更聞けない」基礎知識をこっそりおさらいしようというこの連載。今回はレイヤー4の技術である「TCP」と「UDP」について学びます。
連載第5回の「『ルータ』を理解するツボ、ルーティングテーブルの作り方とルールについて」では、レイヤー3(ネットワーク層)で動作するネットワーク機器「ルータ」について説明しました。ルータはルーティングテーブルを使用して、パケットの転送先を切り替える「ルーティング」をしています。今回は、レイヤーを1つ上げて、レイヤー4(トランスポート層)に関連する代表的なプロトコル「TCP」と「UDP」を説明します。レイヤー4は「コネクションの制御」と「アプリケーション識別」という、2つの大きな役割を担っています。それぞれの役割について説明します。
連載:新人IT担当者のためのネットワーク機器入門
- 第1回:ネットワークの基本「OSI参照モデル」とは何か?
- 第2回:まず、「イーサネット」から理解しよう
- 第3回:L2スイッチの要点「MACアドレステーブル」と「VLAN」を理解しよう
- 第4回:これだけ押さえておけば十分 レイヤー3のパケット転送を担う「IP」のこと
- 第5回:「ルータ」を理解するツボ、ルーティングテーブルの作り方とルールについて
関連記事
- ネットワーク担当者からベンダーへの“お願いリスト” 2015年版
- 2015年、企業がネットワーク再構築に前向きにならざるを得ない理由
- 無線LAN関連に興味津々 2014年、読者が最も検索したネットワークキーワード
- 失敗しないための「IPv6ネットワーク機器購買ガイド」
- 10分で分かる世界のネットワーク業界最新事情
コネクションの制御
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.