特集/連載
Webを支える技術「HTTP」のエッセンス:新人IT担当者のためのネットワーク機器入門【第8回】
ネットワークと関連機器に関する「今更聞けない」基礎知識をこっそりおさらいしようというこの連載。今回はレイヤー5からレイヤー7における代表的なプロトコルである「HTTP」について解説します。
連載第7回の「レイヤー4の代表的製品『ファイアウォール』基礎の基礎」では、レイヤー4(トランスポート層)で動作するネットワーク機器「ファイアウォール」について説明しました。ファイアウォールは「コネクションテーブル」を利用して、セキュリティ強度を高めているのが特徴でした。
今回は、レイヤーをさらに上げて、レイヤー5(セッション層)からレイヤー7(アプリケーション層)について説明します。レイヤー5からレイヤー7におけるプロトコルの動作は、使用するアプリケーションによって、大きく異なります。そこで、本連載では「HTTP(HyperText Transfer Protocol)」をピックアップして説明します。
連載:新人IT担当者のためのネットワーク機器入門
- 第1回:ネットワークの基本「OSI参照モデル」とは何か?
- 第2回:まず、「イーサネット」から理解しよう
- 第3回:L2スイッチの要点「MACアドレステーブル」と「VLAN」を理解しよう
- 第4回:これだけ押さえておけば十分 レイヤー3のパケット転送を担う「IP」のこと
- 第5回:「ルータ」を理解するツボ、ルーティングテーブルの作り方とルールについて
- 第6回:即時性か信頼性か、レイヤー4のプロトコル「TCP」と「UDP」
- 第7回:レイヤー4の代表的製品「ファイアウォール」基礎の基礎
- 連載インデックス
HTTPを理解する3つのポイント
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