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「Vagrant」と「Ansible」でInfrastructure as Codeを体験してみよう:Infrastructure as Codeで変わる運用管理の現場【最終回】(1/2 ページ)
仮想環境構築ツール「Vagrant」で仮想サーバを構築し、構成管理ツールの「Ansible」で簡単なWebサーバを構築する方法をチュートリアル形式で説明する。
前回の記事「人気のOSS構成管理ツール『Chef』『Ansible』を比較」では、Infrastructure as Code(コードによるインフラの構成管理)を実現するために重要な構成管理ツールの中から、代表的なOSS(オープンソースソフトウェア)のツールである「Chef」と「Ansible」について、それぞれの特徴や違いを紹介した。
最終回となる今回は、第1回の記事「いまさら聞けない『Infrastructure as Code』、一体どんなメリットが?」で紹介した仮想環境構築ツール「Vagrant」で仮想サーバを構築し、その仮想サーバに対してAnsibleを実行して、簡単なWebサーバを構築する方法をチュートリアル形式で説明する。チュートリアルで使用するOSは、「Red Hat Enterprise Linux」(以下、RHEL)や「CentOS」「Debian」「Ubuntu」といった一般的なLinuxディストリビューションを想定している。
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1.Vagrantで仮想サーバの構築を自動化
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