2010年06月17日 15時31分 UPDATE
ニュース

NEWSマカフィー、詳細なアプリケーション制御にこだわったファイアウォール

ユーザーやグルーブにひも付けた柔軟なアクセス管理が可能。URLフィルタリング、ウイルス対策、IPSなど複数のセキュリティ機能を備える。

[上口翔子,TechTargetジャパン]

 マカフィーは6月16日、ファイアウォール製品の最新版「Firewall Enterprise version 8」を発表した。25日より提供を開始する。

 約1000個のアプリケーションを識別・可視化でき、ユーザーやグルーブ(部門)にひも付けた柔軟なアクセス管理が可能。独自の研究機関(McAfee Global Threat Intelligence)で収集した最新のネットワークセキュリティ情報を基に、アプリケーションの危険度を判定できる。

画像 IDと関連付けたアプリケーションの利用権限を管理でき、同時にリスク判定も可能

 マーケティング本部 プロダクトマネージャーの中村 穣氏は、従来のファイアウォール製品との違いとして「ポートではなく、アプリケーションのトラフィックを監視している」点を挙げた。それにより、例えばIM(インスタントメッセンジャー)やWebカレンダー、ソーシャルメディアなどアプリケーションの種類別にユーザーおよびグループの利用権限を設定できるほか、アプリケーションを介したデータの送信元の条件を定義できるなど、これまでのファイアウォール製品ではできなかった詳細な制御が可能になったという。

 そのほかURLフィルタリングウイルス対策、IPS(侵入防御システム)など、UTM(統合脅威管理)のように複数のセキュリティ機能を標準装備している点もFirewall Enterprise version 8の特徴だとしている。

画像 市橋氏

 マーケティング本部 コーポレートマーケティング部長の市橋 満氏は「近年、企業のSaaS(Software as a Service)導入が進み、より多くのアプリケーションがすぐに利用できるなどネットワークのインフラは増大している」とファイアウォールを取り巻く市場の変化を語りながら、「その中で企業のセキュリティ管理者は、どのアプリケーションをどのユーザーにどう使わせるか、ユーザーとアプリケーションをひも付けた詳細な管理、およびネットワークセキュリティにコミットした包括的な保護が求められる」と同製品の必要性を述べた。

 価格は、スループット1.0Gbpsのエントリー版「410F」が117万6000円(税込み)から。アプライアンス製品以外にも、VMwareベースの仮想アプライアンスなどを提供予定としている。

この記事を読んだ人にお薦めのホワイトペーパー

この記事を読んだ人にお薦めの関連記事

Loading

注目テーマ

ITmedia マーケティング新着記事

news133.jpg

Marketo、17億9000万ドルで米投資会社に売却へ
米Marketoは2016年5月31日(米国時間)、投資会社の米Vista Equity Partnersによって買収...

news151.png

スマートフォン向け広告配信サービス「GMO SmaAD」に不正広告対策機能を導入
GMO TECHは、スマートフォン向け広告配信サービス「GMO SmaAD」において、オンライン広告...

news116.jpg

トランスコスモス、Facebook Messengerを利用した新たな顧客コミュニケーションサービスを開始
トランスコスモスは、「Facebook Messenger」を利用した企業と顧客とのコミュニケーショ...