残る“致命的な脆弱性”の実態

なぜMicrosoftは「Rust」を標準言語に? AIで進むC/C++書き換えの課題

 「Rust」は、レガシーアプリケーションを書き換えるプログラミング言語として魅力的な選択肢だ。メモリ安全性のバグを防ぎつつ、リアルタイム性能を求める重要な処理に対して低レベルのシステム制御を提供できるためだ。これまで手作業で苦労していた書き換え作業のハードルをAIツールが下げることで、最近のRustの普及に拍車をかけている。ただし、アプリケーションを別のプログラミング言語で書き換える際には、そのアーキテクチャに細心の注意を払う必要がある。

 「C」「C++」といった古い低レベルプログラミング言語とは異なり、Rustはメモリ安全性を備えつつ、ガベージコレクションを使用しない。メモリ安全性とは、メモリ関連のエラーを含むソースコードを記述できないよう言語側で保証する仕組みだ。メモリエラーは一般的かつ危険なバグであり、「PHP」の脆弱(ぜいじゃく)性「PHP2shell」の悪用も同じ種類の欠陥を突いたものだった。

AIによる「Rust書き換え」は万能か?

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