2011年04月04日 09時00分 UPDATE
特集/連載

企業の災害復旧計画に必要なものと不要なもの(前編)ディザスタリカバリ計画の最優先事項は「ネットワークの復旧」

各社がディザスタリカバリ(DR)計画に文書化しておくべき優先事項と、余計な保守作業や混乱をもたらすために含むべきではない項目を紹介する。

[Pierre Dorion,TechTarget]

 企業の災害復旧対策においては、基幹業務プロセスを災害発生時でも継続できるよう、ディザスタリカバリ(DR)計画が作成される。DR計画を準備しておかなければ、いざ災害が発生したときに人々はシステムの設定を思い出せずに慌てることになるだろう。

 基幹業務プロセスが中断すれば、企業イメージに与える影響や金銭面での影響を最小限に抑えるべく、できるだけ速やかに活動を再開しなければならないというプレッシャーが生じる。だが手順を明確にしておかなければ、復旧までの時間は不必要に長引き、非常に高くつくことになりかねない。とはいえ、全てのアプリケーションとITシステムが基幹業務にかかわる機能を支えているわけではない。

 企業のITシステムは大まかには「基幹業務にかかわるもの」「有用なもの」「あれば便利だがなくても支障がないもの」の3種類に分類できる。そのうち、DR計画を準備する上で焦点となるのは「基幹業務にかかわる」システムだ。「有用」なシステムの回復に取り掛かるのは、ある程度状況が落ち着き始めてからでいい。そして、「あれば便利だがなくても支障がない」レベルのアプリケーションに対処するのは、IT環境の基本的な機能性を回復させてからで十分だ。

この記事を読んだ人にお薦めのホワイトペーパー

この記事を読んだ人にお薦めの関連記事

Loading

注目テーマ

ITmedia マーケティング新着記事

news115.jpg

「GenieeSSP」がネイティブ広告向け配信APIの提供を開始
ジーニーは、同社のインターネットメディアの広告収益最大化プラットフォーム「GenieeSSP...

news098.jpg

シナジーマーケティング、クラウド型CRM「Synergy!」に広告連携機能を追加
シナジーマーケティングは同社のクラウド型CRM「Synergy!」に広告連携機能を追加したと発...

news047.jpg

「Adobe Sensei」はマーケティングをどう変える? 「Adobe Experience Cloud」におけるAIの位置付け
マーケティング基盤からエクスペリエンス基盤へ。新たに誕生した「Adobe Experience Clou...