マルチクラウドを検討するユーザーは必見
AWSとAzureの「クラウドデータベース」6種を比較、見えてきた最善の選択肢は?(2/2 ページ)
4. Amazon Aurora
Amazon RDSでは、MySQLと互換性を持つデータベースエンジン「Amazon Aurora」が提供される。高いスケーラビリティのリレーショナルデータベースを活用するアプリケーションには、Amazon Auroraを検討するといい。Auroraはデータベースエンジンにおける一般的なボトルネックを最小限に抑えるべく、SSD(ソリッドステートドライブ)ベースの仮想ストレージレイヤーを使用する。またデータは3つのアベイラビリティゾーン(AZ)に複製される。Auroraは移動中のデータを保護できるが、保存中のデータの暗号化にはまだ対応していない。Auroraの料金は「db.r3.large」インスタンスが1時間当たり0.29ドルから、「db.r3.8xlarge」インスタンスは1時間当たり4.64ドル。
5. Microsoft Azure SQL Database
「Microsoft Azure SQL Database」は、Amazon RDSと同様の機能を持つリレーショナルデータベースサービスだ。スケーラビリティを備え、エラスティックデータベースサービスを使用できるので、管理者は予測不可能なワークロードにデータベースの予算を定め、Azureの自動スケール機能を使ってプロビジョニングを行える。
Azure SQLにはBasic、Standard、Premiumの3つのサービス階層がある。Basicレベルでは、データベースのサイズ制限は2Gバイト、性能指標である「データベーススループットユニット」(DTU)は5で、料金は1時間当たり0.0067ドル。Standardレベルでは、DTUは10から100まで、データベースのサイズ制限はいずれも250Gバイトで、料金は1時間当たり0.0202ドルから0.2016ドルまで。Premiumレベルでは、DTUは125から1750まで、データベースのサイズ制限は500Gバイトか1Tバイトで、料金は1時間当たり0.625ドルから9.41ドルまで。全レベルで99.99%の稼働率がSLA(サービスレベル契約)で保証される。(注:Azure関連の価格は本稿執筆時点の米国リージョンの料金)
6. Microsoft DocumentDB
MicrosoftのNoSQLデータベースサービス「Azure DocumentDB」は、名前が示す通り、ネイティブレベルでJSONドキュメントをサポートするデータベースだ。管理者はJavaScriptをベースにカスタムクエリ演算子を作成し、適切なAzureコネクタを使ってHadoopアプリケーションと統合できる。DocumentDBはSSDストレージのみを使用する。
DocumentDBインスタンスのストレージ容量は全て10Gバイトだが、毎秒のリクエスト数は250、1000、2500から選択できる。料金はそれぞれ1時間当たり0.034ドル、0.067ドル、0.134ドル。
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