仮想環境のHAクラスタ製品 選定ポイント【第2回】

VMware環境のHAクラスタ製品の選び方 ~仮想マシン間HAクラスタ編

VMware環境のHAクラスタ方式の1つである「仮想マシン間HAクラスタ」に着目し、製品選定を行うために必要な知識(動作、メリット/デメリット、製品選定ポイント、推奨する設計・運用)を紹介する。

 第1回「仮想化特有の課題がある、VMware環境の“従来型”HAクラスタ」では、VMware環境に物理環境と同様のHAクラスタ製品を用いることで生じる課題について紹介した。第2回、第3回では、それらの課題に対処し解決するための、HAクラスタ製品の選定ポイントを紹介する。

 製品を選ぶ際は、いきなり製品比較を始めるのではなく、要件の整理と確認から始まり、方式選定、製品比較、製品選定の順で進めるべきである。

図1 製品選定の流れ

 これはHAクラスタ製品に限ったことではなく、どんな製品を選定する場合も同じことがいえる。幾つかのメーカーの製品説明を聞いただけで製品比較を始めてしまうと、方式の異なる製品を比較してしまうことが多い。焦点が曖昧なので、その結果、労力をかけた割には内容の薄い比較となってしまう。まずは要件を整理した上で方式を選定する。そして、その方式を実現する製品について機能比較を行うのが正しいやり方だ。その後、製品ごとの機能やコストを比較し、想定内の予算に収まる製品を選定するという流れである。

 VMware環境のHAクラスタは「仮想マシン間HAクラスタ」だけではない。大きく分けて3つの方式がある。

(1)仮想マシン間HAクラスタ
(2)vSphere HA
(3)vSphere HA+アプリ監視

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仮想環境のHAクラスタ製品 選定ポイント

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この記事の著者

木島 亮
木島 亮

伊藤忠テクノソリューションズ ITサービス事業グループ 製品・保守事業推進本部 ITインフラ技術推進第1部 ストレージ技術推進課/ 2002年、伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)入社。 HAクラスタやLinuxの担当を経て、現在、ストレージ/バックアップを担当する。 2008年から、仮想環境上のデータ保護や可用性ついて、案件支援や技術検証、セミナーを実施し、社内外への啓蒙を行っている。 趣味はウォーキング。12カ月で22キロやせました。

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