専用キーボードや防水機能、強力バッテリーも魅力
徹底レビュー: iPad Air 2より軽くて美麗、「Xperia Z4 Tablet」にソニーの本気を見た(2/3 ページ)
専用Bluetoothキーボード「BKB50」
Xperia Z4 Tabletは、別売の専用Bluetoothキーボード「BKB50」と組み合わると、AndroidノートPCに変身する。BKB50はXperia Z4 Tabletにぴったりのサイズで、簡単に装着でき、装着するとカチッと音がする。
BKB50はフルQWERTYキーボードで、数字キー行とファンクションキー行を設けており、スペースバーの下にトラックパッドも用意する。キーは快適な大きさで、キー間隔も心地よく軽快に入力できる広さだ。
Xperia Z4 TabletとBKB50は、有線ではなくBluetoothで通信する。Xperia Z4 Tabletは、マグネットの作用でBKB50の装着を認識。BKB50側へ折り畳むと自動的にスタンバイモードに切り替わる。
BKB50は400mAhのバッテリーを搭載する。ソニーによると、1日8時間ずつ使うとして、1回の充電で1カ月半持つという。
まとめると、BKB50キーボードは、Androidタブレット向けに提供されているBluetoothキーボードとしては最高の部類に入る。Xperia Z4 Tabletの使い方を大きく広げてくれる便利なオプションだ。
パフォーマンス
Xperia Z4 Tabletは、Qualcomm製オクタコアプロセッサ「Snapdragon 810」を搭載する。Snapdragon 810を採用したモバイル端末が登場し始めた2015年の早い時期、このプロセッサは若干の過熱問題を抱えていた。この問題は、測定可能なレベルのパフォーマンス低下を引き起こした。発熱を抑えるために同プロセッサの処理速度が遅くなることがあったからだ。
幸い、Qualcommはこの問題が表面化してから数カ月で、首尾よく問題を修正した。タブレットやスマートフォンのメーカーは、Snapdragon 810の8個のコアにタスクを適切に割り振れるように、Androidに手を加えた。そのおかげでXperia Z4 Tabletは、通常のタブレット以上に熱くなることはなく、プロセッサの過熱に起因するパフォーマンス低下も発生していない。
Snapdragon 810は、最大1.5GHzで駆動するプロセッサコア「Cortex-A53」、最大2GHzで駆動するプロセッサコア「Cortex-A57」、GPU「Adreno 430」で構成される。Xperia Z4 Tabletのメインメモリは3Gバイトである。
実際に使うと、Xperia Z4 Tabletは卓越したパフォーマンスを発揮する。各種ベンチマークの結果も優秀で、最高のスコアを記録することも多い。例えば、ベンチマークテストアプリ「「Geekbench 3」でXperia Z4 Tabletが記録したスコアは4670だった。AppleのiPad Air 2は4520、米Microsoftの「Surface Pro 3」(米Intelのプロセッサ「Core i5」を搭載)は4330である。
Xperia Z4 Tabletのストレージは32Gバイトで、microSDカードで容量を拡張できる。使用可能なmicroSDカードの最大容量は128Gバイト。
ソフトウェア
Xperia Z4 TabletはAndroid 5.0 Lollipoを搭載し、「Chrome」や「Gmail」など、一連の便利なGoogleアプリケーションがプリインストールされている。
ソニーは、“純粋な”Androidの使い勝手を変えすぎないことで知られている。これはXperia Z4 Tabletにも当てはまる。ホーム画面に配置できるウィジェットが用意されており、これらはディスプレイの素晴らしさをアピールすることを目的としている。
地味な改変も幾つか施されている。興味深いことに、一部のアプリケーションは、縮小されたフローティングポップアップウィンドウとして動作できる。ただし、真の画面分割マルチタスク機能は提供していない。
さらにソニーは、幾つかの実用的なアドオン機能も搭載している。その1つが、ダブルタップ操作でディスプレイをオンにする機能だ。ただし、同じダブルタップ操作でオフにすることはできない。
Xperia Z4 Tabletにオプションの専用キーボードを装着すると、Windowsのスタートメニューに似たクイックアプリランチャーが起動する。このランチャーでは、よく使うアプリケーションに簡単にアクセスできる。
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