コンテンツを楽しむことを追求したタブレット
徹底レビュー:「Amazon Fire HD 10」は低スペックが気にならない究極の“息抜き”端末?(3/3 ページ)
結論
Fire HD 10は、厳密にハードウェア自体を評価すると平凡な端末だ。ディスプレイの画質はお粗末で、パフォーマンスは競合製品に及ばない。しかし、Amazonのサービスを加味して全体として見ると、特定のタイプのユーザーにとっては魅力的な製品だ。
公平を期すと、AndroidタブレットやiPadのユーザーも、Amazonアプリを通じてAmazonコンテンツをフル活用できる。Androidユーザーは、Amazonアプリストアで全ての無料製品にアクセスすることもできる。だが、Fire HD 10をはじめAmazonタブレットは全て、Amazon商品を中心にして作られている。リラックスしてコンテンツを楽しめるように設計されたシンプルな端末なのである。それが魅力になっている。
Fire HD 10は、本稿執筆時点で230ドルからの価格で販売中(32GBモデルは30ドル高い)だが、少し前に170ドルで販売されていたこともある。Fire HD 10は230ドルでは高過ぎる。もっと安い、よりお薦めのAndroidタブレットがあるだけでなく、ほとんど同じ端末であるAmazon自身のFire HD 8が、16GBモデルでも170ドルで手に入る(8GBモデルなら150ドル)。その方がお得な買い物だ。
しかし、Fire HD 10が170ドルなら、それに勝るモデルはなかなかない。「簡単にネットに接続して息抜きできるものが欲しい」といったユーザーにとっては特にそうだ。また、Amazonの顧客サービスを考えれば、Fire HD 10は技術に詳しくないユーザーにもうってつけだ。
長所
- Amazonの豊富なコンテンツ商品を中心に作られている
- 子ども向けモードが秀逸
- 優れた顧客サポート
- プライム会員向けビデオがオフラインでも視聴できる
短所
- 貧弱なディスプレイとスピーカー
- パフォーマンスが低い
- フルに活用するにはプライム会員になる必要がある
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