主要9ベンダーの製品を比較
「サービスとしてのユニファイドコミュニケーション」主要製品を調査して分かった選択のポイントとは(2/3 ページ)
大企業をターゲットにするクラウド製品
ShoreTelの「Sky」
ShoreTelの「Sky」は完全なVoIPとUC機能を搭載し、あらゆる種類のモバイルデバイスをサポートしている。複数の電話機と通信ラインと共有する「Shared Line」といった高度なテレフォニー機能を使用すると、同じグループで働くユーザーが他のユーザーの代理でコールに対応することが可能になる。
NECの「Univerge Blue」
NECの「Univerge Blue」は拡張性の高いクラウドベースのUCサービスで、どんな規模の企業もサポートできる。ほとんどのUCaaSプロバイダーが提供している基本的なテレフォニー機能だけでなく、Univerge Blueはコンタクトセンターの機能や「find me/follow me」機能を備えている。find me/follow meを使用すると、発信元ユーザーに基づいて着信先をユーザーが設定できる。NECのモバイルアプリは全てのUC機能が提供しているので、外出先でも生産性を維持することが可能だ。
Avayaの「Aura UC」
Avayaの「Aura UC」サービスは、Auraプラットフォームベースのエンタープライズクラス製品だ。クライアントPCとモバイルデバイスで利用可能なソフトフォンアプリやIP電話経由で配信する広範なテレフォニー機能とUC機能を提供している。
Mitelの「MiCloud Enterprise」
Mitelの「MiCloud Enterprise」は、250ユーザーを超える企業向けに設計されており、優れたテレフォニーサービス、優秀なUCアプリとモバイルアプリ、4種類のライセンスを特徴としている。MiCloud Enterpriseは、ほぼ全てのビジネス要件に対応可能だ。
Cisco Systemsの「CallManager」
Cisco Systemsの「CallManager」は、全世界で最も人気のあるサービスの1つだ。CallManagerは広範なテレフォニー機能とプレゼンスやIMなどのUC機能を提供している。Ciscoはサービスを直接販売または提供していないため、導入する場合はCiscoのパートナーを探さなければならない。そのため、導入プロセスが面倒だ。
MicrosoftのSkype for Business
Skype for Businessは最大250ユーザーに対応したHDビデオ/音声会議と、高度なプレゼンスおよびIMの機能を提供している。PSTN接続は特定の国向けに提供されているが、ハイブリッド展開モデルも可能で、企業はローカルのPSTNゲートウェイを選択することができる。また、Skype for Businessは「Office 365」プランの一部として購入可能で、Office 365プラットフォームへの移行を予定しているか移行済みの企業には合理的な選択肢である。
高可用性と技術サポート
どんなに優れたクラウド製品でも、必要なサポートやサービス品質保証(SLA)がなければ、検討している企業は契約することをためらう。全てのUCaaSプロバイダーが何らかのサポートやSLAを提供しているが、ここに注力しているのは、ごく一部の企業だけだ。
NEC
Univerge BlueはNECのフォールトトレラントなデータセンターでホストし、マルチレベルの冗長性によってバックアップしている。そのため、NECは中断することなくサービスを提供できる。NECの認定データセンターは、24時間365日対応の監視、警告、サポートサービスを備え、最新のテクノロジーによってセキュリティが確保されている。
ShoreTel
ShoreTelのユーザーはワンクリックでサポートスタッフに直接連絡できる。問題が発生したら、ユーザーはスマートフォンの「Help」ソフトキーをタップし、「Yes」を選択してサポートリクエストを送信することを確認できる。この操作によって、ShoreTelの24時間365日のサポートに自動で電話がつながる。また、この機能のおかげで、IT部門は他の緊急の問題に対応できるようになり、ユーザーは必要なサポートを迅速に受けることができる。
東芝
東芝はVIPedgeの導入前に、全てのネットワークを評価している。この広範な評価によって、「LAN要件」「リモートユーザーのVoIP要件」「Wi-FiユーザーのVoIP要件」「企業のWAN要件」という4つの分野をカバーする。このプロセスにより、東芝は正確で安定したサービス配信を実現している。
Mitel
Mitelはマルチプロトコルラベルスイッチング(MPLS)ネットワーク経由でサービスを提供している。これにより、サービスの可用性が確保された複数のパスを使用して、支社であってもプライベートクラウド経由でサービスへ接続が可能になる。提供される全ての回線とサービスは、予防対策メカニズムによって24時間365日監視しており、問題が発生した場合、迅速な対応とサービス復旧を確実なものにしている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
新着ホワイトペーパー PR
-
製品資料
[株式会社MatrixFlow] 「物流リソース最適化」ガイド:人員・配車・傭車を出庫依頼の確定前に決めきる -
製品資料
[株式会社キーエンス] なぜRPA導入は頓挫する? シナリオ作成の壁を乗り越える解決策とは -
製品資料
[株式会社セールスフォース・ジャパン] 「CRMは設計と無関係」は本当か? PLMとの融合で実現する高速開発 -
事例
[日本ヒューレット・パッカード合同会社] AIエージェントの時代にどう備える? 「新たな働き手」を支える3要素とは -
製品資料
[日本ヒューレット・パッカード合同会社] “横並びの自動化”から脱却、AI活用で生産性と競争力を高める秘訣
こんなメディアも見られています
TechTargetジャパンに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
ベンダーコンテンツ PR
From Informa TechTarget
SpecialPR
アクセスランキング
-
1
なぜ「全社配布Copilot」は使われないのか? 失敗に学ぶAI定着
-
2
法務と開発者で「言葉が通じない」問題 トヨタやソニーが語るOSS管理の真実
-
3
なぜ「Gemini 4 Argon」は出遅れたのか? Googleが狙う“逆転のシナリオ”
-
4
損保ジャパンはなぜ「COBOL」を捨てなかったのか? 脱メインフレームの真相
-
5
情シスの約8割が転職や退職を意識 調査で分かった“辞めたくなる最大の理由”
-
6
ChatGPTは“検索しまくり”でGeminiは“淡泊”? データが明かすAIの裏側
-
7
情報漏えいはなぜ繰り返されるのか 今すぐ見直すべき「境界」
-
8
「Wi-Fi 7」経由でWindowsが乗っ取られる? 最高権限奪取の恐怖
-
9
「結局使わなくなる」Microsoft 365 Copilotを半年で定着 キリンの3施策
-
10
「中堅・中小企業のネットワーク・セキュリティ運用実態」に関するアンケート
ホワイトペーパーランキング PR
-
1
不審メールの経路や見せ方に変化? 2026年夏の3事例から見えた動向と対処方法
-
2
家庭用Wi-Fiルーターの業務利用は危険? 避けるべき理由と具体的な対策
-
3
Microsoft 365を安全に運用 うっかりミスやサイバー攻撃に備えるデータ保護術
-
4
財務部門がAIを最大限に活用する方法 無駄のない戦略的リーダーシップへの道
-
5
LLMが兵器化? 元FBI高官が鳴らす警鐘とセキュリティツール統合のポイント
-
6
「オンプレミス回帰」せざるを得ない“合理的な理由”
-
7
なぜRPA導入は頓挫する? シナリオ作成の壁を乗り越える解決策とは
-
8
生成AIを開発に導入しても効果が見えない? 実証実験で分かった成果と課題
-
9
経産省DX指針から読み解く、受発注業務デジタル化ロードマップ
-
10
HDDを使わない「SSDオンリー」が無謀なのはなぜ?
TechTargetジャパン SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
TechTargetジャパンをフォロー