「Chromebookシンクライアント」のススメ
「Chromebook」を買うべき人、買って後悔する人を分ける条件(2/2 ページ)
Chromebookを利用するコスト面のメリット
Chromebookは、ハードウェアの初期コストやメンテナンスコスト、管理コストが概して低く、一般的なノートPCよりも安価だ。Chromebookの多くは150~400ドル(1万5000~4万円)で購入できる。時々新しいものと交換しても、紛失しても、会社の経済的負担が大きくなることはない。
プロビジョニングをほとんど必要とせず、簡単に設定して、すぐに展開できるのもChromebookのメリットだ。実際、IT担当者はChromebookを5分でリモートデスクトップ接続できる。さらにデバイス内には企業のデータが基本的に保存されないので、紛失や盗難によって誰かがデバイスを拾っても、機密情報にアクセスできないという付加的な効果もある。
Chromebookが適している場合とそうでない場合
Chromebookをシンクライアントとして利用することを考えている企業は、コストや管理容易性、アプリケーションのサポートについて考慮しなければならない。Chromebookは、普段はデスクから移動してデバイスを使うことがない従業員が一時的に使う場合、特に役立つ。また「Gmail」「Googleドライブ」「Googleドキュメント」といった「Google Apps for Work」アプリケーションを使う場合にも適している。
リモートデスクトップを利用すれば、ChromebookからWindowsアプリケーションをリモートで操作できる。インターネット接続が不安定な環境では、3G/LTE回線を通じてインターネットへ接続できる。
Chromebookは、必ずしも理想の製品だとは限らない。例えばグラフィックス処理の多いアプリケーションを使うと、パフォーマンスは低下する。またオフライン機能とVPN接続にも制限がある。
VDIでChromebookをシンクライアントデバイスとして使うことには、メリットとデメリットがある。だが適切な状況であれば、低コストで設定もしやすく、持ち運び可能で、IT担当者と従業員の双方が恩恵を享受できる。
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