防塵/防水があれば完璧だった
徹底レビュー:ダブルレンズカメラ搭載の頑丈スマホ「HUAWEI Mate 9」(3/4 ページ)
HUAWEI Mate 9のバッテリー
HUAWEI Mate 9は4000mAhのバッテリーを搭載している。TechTargetがレビューに使用したHUAWEI Mate 9では、画面の明るさを最大に設定して、Wi-Fi経由で「Netflix」をストリーミング再生したところ、バッテリーは8時間38分持続した。これはHUAWEI Mate 9で最低限期待できる持続時間だが、平均的な結果だ。8時間のバッテリー持続時間は最低ラインで、8時間を下回るものは不十分といわざるを得ない。優秀なものであれば20時間持続する。
HUAWEI Mate 9には、バッテリーの管理機能が多数用意されている。この管理機能を活用すれば、通常の使い方なら1回の充電で10~12時間バッテリーを持続させることができるだろう。
TechTargetがレビューに使用したHUAWEI Mate 9は、急速に充電される。15分で28%の充電が完了し、45分で78%の充電が完了した。
HUAWEI Mate 9の特徴
HUAWEIは、Androidの実装について大幅に手を入れている。過去には、自社のAndroidスキンである「EMUI」にAppleの「iOS」の要素を取り入れて、従来のAndroidおよびHUAWEI独自のブランドと組み合わせて、派手な外観を実現している。他のレビュー記事とは異なり、TechTargetはEMUIを疎ましく思ったことはない。その最大の理由は、EMUIがHUAWEIのハードウェアをダウンさせることはなかったからだ。ただし、最新版の「EMUI 5」で機能が削減されたことは好意的に評価している。
HUAWEIはようやくアプリドロワーを追加した。それから、通知については、2つの画面で通知と設定を構成する仕様を廃止して、標準的なアプローチを採用した。明るいカラースキームにより、標準アプリの見た目も悪くない。EMUIは、Androidベースのデバイスではなく、公式なAndroidデバイスであるように見えるほどだ。前者の例としては、「Amazon Fire」搭載のタブレットやスマートフォンなどが挙げられる。
HUAWEIは詳細な設定オプションを維持して、テーマ、バックグラウンドアプリ、電源設定、ボタンのレイアウト、通知などをユーザーが調整できるようにしている。新しいツインアプリ機能は秀逸だ。この機能を使用すると、異なるアカウントを使用して同じアプリのインスタンスを2つ起動できるようになる。本稿執筆時点では、この機能は「WhatsApp」と「Facebook」のみに対応している。だが、Googleの「Chrome」、Twitterの「Twitter」、Googleの「ハングアウト」などのクラウドサービスへの拡大も期待したい。最終的に、今後のAndroidのアップデートで、このアイデアが採用されれば完璧だろう。それから、HUAWEIの風変わりなナックルジェスチャーは健在だ。
Googleの熱狂的なユーザーはEMUIだからという理由でHUAWEI Mate 9の導入を見送るべきではない。Google Nowランチャーは簡単にダウンロードしてデフォルトに設定できる。
HUAWEI Mate 9には、透明なプラスチック製のケース以外に、USB Type-Cの充電ケーブル、ヘッドセット、USB変換アダプター(micro-B to C)が同梱されている。付属品は十分だろう。TechTargetは付属品に目がない。カバーとUSBアダプターは重宝する。USB Type-Cがまだ普及していないことを考えると、特にUSBアダプターはありがたい。
米ラスベガスで2017年1月上旬に開催された「CES 2017」で、HUAWEI Mate 9が「Amazonのクラウドベースの音声サービスであるAlexaを搭載した初のスマートフォンだ」とHUAWEIは仰々しく発表している。Alexaは2017年2月に導入される予定だったため、TechTargetがHUAWEI Mate 9をレビューしたときには、まだ導入されていなかった。Alexaアプリは「Google Playストア」で広く利用できるようになっているため、どのようにAlexaが実装されるのかについては興味がある。これは単なるプリインストールされたアプリなのだろうか。それともAlexaが組み込まれるのだろうか。それから、Androidアシスタントはどうなるだろうか。
HUAWEI Mate 9の接続
標準のデュアルバンド802.11 a/b/g/n/ac Wi-Fi、NFC、 Bluetooth 4.2 with BLE、GPS/GLONASS/Galileo/BDSのサポートに加えて、HUAWEI Mate 9はSIMフリー(GSM Unlocked)だ。デュアルSIMで、LTE Cat12を含む全世界の2G/3G/4Gネットワークがサポートされている。
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