6つのポイントを解説
Windows 10のセキュリティ対策、標準ツール「Windows Defender」以外にすべきことは?(2/2 ページ)
重要なデータを保護する
管理者は個人情報と知的財産を保護しなければならない。エンドユーザーは、自分のWindows 10デバイスには重要な情報は含まれていないと思っているかもしれない。だが攻撃者から見れば宝の山だ。実際、エンドユーザーが自分のデバイスに保存しているファイルには他にコピーのないことが多く、HDDが壊れたりランサムウェア(身代金要求型マルウェア)に攻撃されたりしたら取り戻すことができない。管理者は適切なバックアップ体制を整備する必要がある。
クラウドに置く情報も全て保護しなければならない。これには「Data Loss Prevention」(DLP)ソフトウェアと個人情報検出ソフトウェアを組み合わせて対処する。例えばSpirionのDLP製品「Spirion Data Platform」とSkyhigh Networksのクラウドアクセスセキュリティブローカー(CASB)サービスなどの組み合わせは、エンドユーザーが扱う機密データの保護に役立つ。
サードパーティー製ソフトウェアを見落とさない
サードパーティー製ソフトウェアのパッチ管理も必要だ。パッチの適用についてはMicrosoft製品のパッチを配布する「Windows Server Update Services」(WSUS)を頼りにしている、という企業は少なくない。その場合「Java」「Adobe Reader」などのサードパーティー製ソフトウェアのパッチを見落としている可能性がある。これは悪質な攻撃がなくならない主要な理由の1つになっている。対策として、全てのソフトウェアのパッチを管理するツールを導入しよう。
「Windows Defender」以外の対策を加える
Windows 10のセキュリティでは、標準のマルウェア対策機能「Windows Defender」以外の強力なマルウェア対策がなされていないことが多い。Windows Defenderの検出力を決して低くはない。だがWebrootのクラウド型マルウェア対策サービスやCarbon Blackのアプリケーションホワイトリスト製品のようなサードパーティー製品/サービスを併用すれば、Windows 10デバイスのセキュリティを強化できる。進化したマルウェアやエンドユーザーの過失にも耐える堅牢(けんろう)性の確保に役立つはずだ。
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