Mobile World Congress 2017
「ヒアラブル」って? モバイル業界で人気の話題トップ10(2/2 ページ)
4位:スマートシティ
都市を真にスマート化し、インターネットなどのネットワークを活用するためには、都市ごとに莫大な資金を投入する必要がある。一部の都市ではこれによって、ハードウェアやソフトウェアのベンダー、システムインテグレーターが全ての“モノ”を接続することが必要になる巨大な新市場が生まれつつある。
MWCでは、ネットワークに接続された街路照明、インテリジェント駐車システム、スマートユーティリティ(電力、ガス、水道など)、センサー(気象から交通量、そしてもちろん、コネクテッドカーまで、あらゆるものを検知する)のデモが多数行われた。
3位:コネクテッドカー
ほとんどの自動車メーカーがMWCに出展していた。これらのメーカーを顧客とするベンダーも同様だ。こうした企業の大半は、ドライバー向けのアプリやサービスの提供を打ち出している。これまでのMWCでは、自動車メーカーはコネクテッドインフォテインメントを取り上げていたが、2017年は多くの自動車メーカーやベンダーが、今後のスマートシティにおけるコネクテッドビークル(車両)の決定的な重要性を強調していた。
また、コネクテッドカーは保険業界などの市場を変えている。保険会社は、車からリアルタイムでデータフィードを受け、走行状況や運転の仕方に応じて月々の保険料を設定する「利用ベース保険」(UBI:Usage-based Insurance)を提供できるようになっている。
2位:ゲートウェイ
将来のIoTゲートウェイの中心は、ユーティリティメーター、スマートサーモスタット、ホームエンターテインメントシステム、照明システムのいずれかだろうか。あるいは、何か他のデバイスが各家庭や各企業にデプロイされるだろうか。
ゲートウェイの座をめぐる戦いが進行中だ。MWCでは、全てのコネクテッドハードウェア企業が、自社の製品はゲートウェイだと(または、ゲートウェイとして機能する可能性があると)主張していたようだ。この戦いに勝利する企業は、高い製品力を持つハードウェアを生み出すとともに、幅広いアプリケーションや、家やオフィスの他のデバイス全てとの広範な接続性に加え、付加価値を加えたり、イノベーションに貢献したりするサードパーティーのエコシステムの繁栄を確保できる企業だろう。
では、最も話題のトピックは何だったのか。
1位:IoT
当たり前の結果と思われるかもしれない。意外性は何もない。古き良きM2Mも多数言及されていたが、IoTは間違いなくそれを上回った。カウントしたところ、約70%のブースでは、“IoT”や“モノのインターネット”が目立つように掲げられていた。Vodafoneのブースでは、面白いデモが数多く行われていたが、その50%以上はタイトルにIoTが入っていた。
以上が2017 MWCのトップ10トピックだ。2018年にはどう変わるか見ものだ。
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