ARMプロセッサを採用
オープンソースオブジェクトストレージとは? 注目の新興企業OpenIO(2/2 ページ)
オブジェクトストレージの激しい競争に直面するOpenIO
OpenIO SDSは、コモディティサーバのラックをコンピューティングとストレージの巨大なプールへと変換する。「Amazon Simple Storage Service」(Amazon S3)と「OpenStack Swift」向けのオブジェクトベースのREST APIを標準とし、AFP、FTP、NFS、SMBの各ファイルプロトコルをそのままサポートする。
OpenIOにおける重要なソフトウェア機能は「OpenIO Conscience」だ。この機能は、ノードからサービスメトリックスを収集し、各サービスに品質スコアを付ける。Conscienceはこのスコアを全てのクライアントとノードに分散し、データの配置を最適化する。
OpenIOは2006年にメールやメッセージング用のストレージを提供することから活動を始めた。2012年にコードをオープンソースにし、企業を発足時の2015年にはOpenIO SDSとして分岐した。
オブジェクトストレージの市場には競合企業がひしめいている。シグノレッティ氏によれば、事前に認可を得たハードウェアにOpenIO SDSをバンドルすることで、市場の中でも分野を選別して投入することができるという。
「当社は、当社の顧客がイベントやオブジェクトを基に、よりデータを集中的に使用するワークロードに対応できるようにする方向に向かっていると考えている」(シグノレッティ氏)
ターゲットにするユースケースには、バックアップリポジトリ、コラボレーション、データレイク、ストレージ統合などがある。シグノレッティ氏によれば、完全に設定済みのOpenIO SLS筐体の価格は約17万ドルで、3年間の詳細ハードウェア交換とOpenIO SDSのサポートを含む。
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