「問合せはSlackへ」が可能に
Slack、Microsoft Teams、Cisco Sparkが企業間コラボに踏み込む訳(2/2 ページ)
Slack共有チャネルの使用
Slackの共有チャネルは社内専用の参加メンバーに限定した従来の使い方とは異なり、全ての参加者がメッセージを投稿したり、ファイルをアップロードしたり、音声およびビデオ通話機能を使用することが可能だ。共有チャネル、という名前だが実体は巨大なオンラインの会議室となる。
Slackの共有チャネルは、Slackで利用できる第三者企業(サードパーティー)のアプリともつながる。例としては、クラウドストレージ企業Dropboxのドキュメント連携アプリであるPaper、Web会議室サービスを提供するZoomの同名アプリなどだ。
管理者は共有チャネルの設定をすることができるが、この共有チャネルは公開状態にすることが前提となる。ゆくゆくはプライベート用の共有チャネルを開設可能にするとSlackは発表しているが、具体的なサービス開始時期や、オープンベータ版(試用版)がいつまで利用できるかについては言及しなかった。なお、Slackの有料プランであるスタンダードおよびプラスプラン加入者のみが新しいサービスを利用できる。
また、SlackはFrontiersではさらに、フランス語、ドイツ語、スペイン語に同名アプリが対応することも発表した。同社によるとSlackの1日当たりのユーザー数600万人の内55%が米国外からのユーザーで、その中に200万人の有料プラン加入ユーザーがいるということだ。
一方、Microsoft Teamsは、同社が擁する1億人のOffice 365ユーザーに無料で提供される。Microsoftによると、12万5000の組織がMicrosoft Teamsを利用しているとのことである。
Microsoft Teamsのゲストアクセス
Microsoft Teamsのゲストアクセス機能では、企業のMicrosoft Teams管理者がMicrosoftアカウント(ここではMicrosoft AzureのActive Directoryアカウントを指す)を持つユーザーをゲストに登録する(アクセス権を付与する)ことで違う企業や組織でも同じMicrosoft Teamsを利用することができる。また管理者は逆にアクセス権を取り消すこともできる。
Active Directoryはユーザー情報やセキュリティ、サービスのネットワーク管理を自動化するMicrosoftのシステムだ。将来的にMicrosoftは、Azureのアカウントだけではなく同社のオンラインアカウントをいずれか1つでも保持していればMicrosoft Teamsに追加できるようにする予定だ。
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