戻せないバックアップを取っていませんか
Windows 10担当者が喜ぶ「無料で優秀」なバックアップユーティリティーとは(1/2 ページ)
バックアップと復元のツールにとって重要なのは信頼性だ。「これさえ入れれば」とはいかないが、無料でも優れた機能を提供してくれるツールは存在する。本稿では、サードパーティー製ユーティリティーを紹介する。
適切かつ最新のバックアップが重要であることは言うまでもない。Windows 10のバックアップとそれをPCに復元する優れたツールがITプロフェッショナルの手元にあれば、ソフトウェアの大半の問題は解決できる。
最善はイメージバックアップだ。イメージバックアップでは、ドライブのスナップショットを取得できる。このスナップショットには、コンテンツとディスクレイアウトの両方がキャプチャーされる。このようなバックアップを復元すると、影響を受けたドライブ全体がイメージのスナップショットに置き換わる。そのため、復元プロセス開始時にディスクに存在した問題は、スナップショットによってドライブのコンテンツが上書きされた時点で全て解消される。
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もしものためのバックアップにも注意が必要
Windows 10用バックアップユーティリティーにとって、必要なイメージをキャプチャーしてWindows 10インストールを復元するのは当然のことだ。質の高いバックアップユーティリティーはそれ以上の機能を提供する。例えば、バックアップイメージを仮想ドライブとしてマウントできる。その結果、イメージのコンテンツを実行時に利用でき、ベアメタルPC(OSを搭載しないPC)にイメージを復元できる。また、ブート可能なメディア(USBフラッシュドライブなど)や光メディア(書き込み可能なDVDディスクなど)で実行される一連のシステム修復ツールを含むユーティリティーもある。こうした機能は全て、破損したWindowsインストールを復元する際や、失敗したアップグレードから復元する際に重要になる。
バックアップと復元のWindows 10組み込みツール
Windows 10にも「バックアップと復元」ユーティリティーが含まれている。Windows 7を連想させるこのユーティリティーは、IT担当者がWindows PCで長年使用してきた実用に特化したツールだ。このユーティリティーで大半の機能はまかなえるが、特定のイメージバックアップが読み取れなかったり、使えなかったりすることがある。
復元できない可能性があるこのユーティリティーに依存するのは危険だ。優れたバックアップとはIT担当者がいつでも復元できるバックアップだ。このユーティリティーを使用するのは、ポリシーで定められている場合や慎重に選んだ結果これしかない場合など、どうしても使用しなければならない場合に限るべきだ。
Macrium Softwareの「Macrium Reflect Free」
Macrium Softwareは、バックアップと復元のユーティリティーとして「Macrium Reflect」を提供している。このユーティリティーには無料版と商用版がある。
Reflectはブート用メディアも作成できる。このメディアはレスキューメディアと呼ばれ、ブート機能のないPCにWindows 10バックアップを復元する。また、「Windows回復環境」からもアクセスできる。他にも以下のような機能を提供する。
- Windowsのブートの問題を解決する:現在のブート構成データをクリーンアップバージョンに置き換え、ブート/システムディスク上のWindowsブート環境を再構築する。多くのITプロフェッショナルにとっては、Microsoftのシステム修復ディスクのブート修復ツールよりも適切に機能する。
- 復元するイメージまたはバックアップファイルを参照する:ITプロフェッショナルが、Macrium Reflectによって作成された複数のイメージバックアップやその他の種類のバックアップを移動して、復元操作のソースを選択できるようにする。
- イメージまたはバックアップファイルを「エクスプローラー」で開く:バックアップをMicrosoftの「エクスプローラー」で仮想ドライブとしてマウントして、バックアップのコンテンツを調査またはコピーできるようにする。
- バックアップとイメージのさまざまな操作をサポートする:このユーティティーの内部で、IT担当者がバックアップの検証、増分バックアップや差分バックアップの作成、バックアップイメージの削除を行えるようにする。
Macrium Reflectの最大のメリットはその迅速性にある。例えばイメージバックアップの作成は、一般的なWindows組み込みユーティリティーの半分の時間で完了する。また、優れたファイル圧縮機能を備えているため、イメージやその他のバックアップが占有するディスク領域は、Windows組み込みユーティリティーツールの60%未満になる。
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