「RPA」から「IPA」へ【前編】

RPAと「インテリジェントプロセスオートメーション」(IPA)の違いとは?

「RPA」より高度な業務自動化技術として、AI技術を組み込んだ「IPA」がある。IPAはRPAと何が違うのか。

 「ロボティックプロセスオートメーション」(RPA)を高度化した技術として「インテリジェントプロセスオートメーション」(IPA)が認知されつつある。RPAに人工知能(AI)技術を組み込んだIPAを活用することで、自動化できる業務の範囲が広がる。企業の最高情報責任者(CIO)やIT責任者は、IPAとRPAの重要な違いを理解する必要がある。

「IPA」は何を可能にするのか

 IPAはRPAよりも適用できる業務の範囲が広い。処理できるデータ形式の種類が比較的多く、より高度な判断を可能にする。IPAを導入して最良の結果を得るには、IT部門とデータサイエンスチームが、RPA導入時よりも密接に連携する必要がある。

 ITコンサルティング企業Cognizant Technology Solutionsで、IPA担当グローバルマーケット責任者を務めるバンワリ・アガーワル氏は、「本来RPAの機能には、インテリジェンス機能は含まれていない」と説明する。そのためRPAは、明確に定義されているルールベースのプロセスに適している。

 IPAは、より複雑なプロセスに適している。例えばビッグデータの活用、自然言語処理、機械学習などの技術を、RPAと組み合わせたい場合に使用する。「状況に応じて、RPAが効果的な場合とIPAが効果的な場合がある」とアガーワル氏は話す。

IPAよりもRPAを選ぶべき場合も

印刷する
SNSでシェア

「RPA」から「IPA」へ

この連載の記事をもっと見る

この記事の著者

George Lawton
George Lawton

ロンドンに拠点を置くフリーランスのジャーナリスト。テクノロジーやビジネス分野を中心に30年以上の執筆経験を持つ。DevOps、人工知能(AI)技術、感情知性(Emotional Intelligence)、変革的リーダーシップ理論などの分野に関心を持つ。

関連記事

こんなメディアも見られています

TechTargetジャパンに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。

無料会員登録
最新情報をいち早くチェック!

製品カタログや技術資料、導入事例など、IT導入の課題解決に役立つ資料を簡単に入手できます(メディアごとに文章は変更)

いますぐ無料会員登録

ベンダーコンテンツ PR

From Informa TechTarget

アクセスランキング

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10

ホワイトペーパーランキング PR

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10

TechTargetジャパン SNS

X @techtarget_itmをフォロー

インフォメーション

TechTargetジャパンをフォロー